神社には様々な顔があります。古来、一宮・二宮・三宮等朝廷が重視する神社が各地域に存在し、国司(現在の県知事)が赴任した際に一宮から順に参拝したと言います。
その後、ある意味合理的なのですが、全てを回っているのが難しくなり、「総社」と呼ばれるその地域の全ての神様をお祀りした百貨店的な神社をつくり、そこにお参りすることで一括してお参りを済ませることが出来るようにしました。
これを総社(惣社・總社)と呼びます。
地域により、總社宮等という呼び名の場合もあります。
つまり、総社にお参りすれば全ての御神徳にあずかることが出来るわけです。
さあ、旅行した地域の総社を探して、御朱印帳片手に訪問してみませんか?