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神戸の地名のいわれとなった古社(兵庫県)生田神社
神功皇后が三韓外征時に占いに基づいて祀った兵庫県の3つの神社の一つで、その後に敵となる海上五十狭茅に稚日女尊を祀らせた不思議たくさんの式内社。こちらには源平合戦や灘の生一本など神戸カルチャーを醸成した歴史がたくさん詰まっている。

神功皇后の休憩地?(兵庫県)惣社神社 [伊川谷惣社]
兵庫県神戸市西区の惣社は新羅征伐の帰りに神功皇后が立ち寄り、この地に大国主命を祀れと言ったことから鎮座した式内小社の古社。延喜式神名帳の物部神社の論社とされる。大震災で甚大な被害も崇敬者の力で美しい社殿が復活したそうだ。背後には地名の由来となった鬼神山古墳もある。

神功皇后の足跡の残る古社(兵庫県)長田神社
神功皇后が新羅征伐の際に、途中崩御した仲哀天皇の皇子に狙われ危ない目に遭うが、事代主神のアドバイスで危機を脱する。その際に祀られた神社の一つで太古の歴史を誇る。今では国際港である神戸が1800年以上前にも港として重要な役割を果たしていたその足跡が残る神社と言える。

葦原志許男の最終決着の地?(兵庫県)御形神社
兵庫県宍粟市周辺に点在する葦原志許男(大国主命・大己貴命)と渡来神である天日槍命の争いの記録はこの御形神社で、天日槍命が但馬国出石に追い出されて決着を迎える。果たしてその勝負の方法は、そしてその記録は残っているのだろうか?播磨国風土記と御形神社から読み解いてみよう。

春日大社の元宮?(兵庫県)宇留春日神社
兵庫県神戸市の宇留春日神社は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、姫大神(比売神)といった春日野神々を祀る延喜式明石郡九座の一に数えられ、一説には春日大社の元宮とも言われる歴史ある古社。

数多くの論社があり謎に包まれた式内の古社(兵庫県)堅田神社
神戸市西区の美賀多台斜面に祀られる延喜式内小社「弥賀多多神社」の有力な論社とされる。恐らく周囲の町村と共に当社も発展して黒田堅田神社・繁田堅田神社等に分割されていったのだろう。参道階段は苔むして、境内には堅田神社(式内)、弥賀多多神社(式内と同名)、稲荷社が祀られる。

神功皇后が先か、住吉大社宮司家が先か?(兵庫県)住吉神社
摂津国一宮住吉大社の宮司家が創建した神戸市西区の住吉神社。楯神・鉾神と共に住吉三神、そして神功皇后を祀り、この地の氏神様として崇敬を集める。しかもあの有名な神功皇后の出産を石で遅らせるエピソードがこちらにも残るのだ。社前を流れる明石川の流れとその川底の石は何を語るのだろうか?

同一神3柱が異なる名前で祀られる不思議(兵庫県)御坂神社
神に複数の名前がありそれぞれあたかも別の神として祀られることはよくあるが兵庫県御坂神社の場合三柱の神が祀られ、いずれも大国主神の別名と大変不思議な御祭神を持つ神社。播磨国風土記にも記され、式内社で歴史が深く、天皇が訪れ、そして秀吉も訪れるたいへん重要な神社。

神々の宴の跡、そして日本酒発祥の地(兵庫県)庭田神社
伊和の地を創世した神々は国作りの完成を祝して日本発の日本酒を醸造してその成功を喜んだ。庭田神社の祭神は事代主神。しかし一宮に祀られた神はその父である大己貴命であり、その同体とされた伊和大神であった。果たして本当の祭神はどなたなのか?

伊和の神はなぜ大己貴命といっしょにされた?(兵庫県)播磨国一宮 伊和神社
伊和大神=大己貴命とされて御祭神とされる伊和神社であるが果たして本当に大己貴命なのだろうか?伊和神社の周囲には様々な神の足跡が今も残り息づく。播磨国風土記の記述から本当の御祭神の姿は生まれ出るだろうか?