[Translation] You can read your favorite language

人生の再スタート後押し!東国三社めぐり

○○巡り
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
この記事は約3分で読めます。

東国三社めぐりとは

東国三社めぐりは、江戸時代より民衆に広く親しまれていたもので、具体的には茨城県の鹿島神宮、茨城県の息栖神社、千葉県の香取神宮の三社を巡るものです。
当時の同様のものと言えばお伊勢参りがメジャーですが、これと同様に非常に人気の「ツアー」だったようです。

下総国一宮 香取神宮
息栖神社
常陸国一宮 鹿島神宮

東国三社巡りはどこを巡るのか?

東国三社巡りの「鹿島神宮」や「香取神宮」には「神宮」という名称がついていますが、この「神宮」名は大変格式が高いもので、おいそれと名乗ることが出来るものではありませんでした。
例えば、平安時代に神社の格式を定めた「延喜式神名帳」には三重県「伊勢の神宮の内宮(皇大神宮)」、茨城県・常陸国一宮「鹿島神宮」、千葉県・下総国一宮「香取神宮」の三社しかありませんでした。

なぜ茨城県南部・千葉県北部に重要な神様が祀られたのか?

特に鹿島神宮の主祭神(各神社に祀られているメインの神様)は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)及び香取神宮の主祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)という、いずれも古事記や日本書紀(併せて「記紀」と言います)で活躍した闘いの神様でした。
この闘いの神様、というのが一つのポイントで、出雲國(現在の島根県)にいたこの2人の神様を、「葦原の中つ国」と呼ばれた現在の日本列島を「平定」するために差し向けたと言われています。
想像をたくましくすれば、現在の東北地方や北海道等当時蝦夷地とされていた地域に対して、当時の大和朝廷は必ずしも明確な支配権を確立できていなかったのだと思います。ですから、こうした地域への進出の足がかりとしてこの地域に重要な神様を祀ったのではないか、と思います。
当時、現在の霞ヶ浦や北浦、外浪逆浦などの地域は太平洋からの入り江になっていたようです。
外港としても機能していたものと考えられます。
つまり、この地域は当時の大和朝廷にとって「東の要」だったと思うのです。

さあ、東国三社巡りに出発しよう

東国三社は茨城県と千葉県の県境付近に集中しています。
車で移動すると、三社がそれぞれ30分~40分程度の距離しか離れていないため、1日あれば十分三社巡りを楽しむことが出来ます。
しかも、香取神宮の門前町はかなり充実していて、名物の「厄落としだんご」などグルメもたくさん!
関東地方にお住まいの方なら高速バス等を利用することで気軽に三社巡りが楽しめます。

三社巡りのおすすめ交通機関

三社巡りの際には高速バスがおすすめです。
東京駅八重洲南口高速バスターミナルから約10分おきに「鹿島神宮行き」又は「鹿島セントラルホテル行き」のバスがでています。
高速バス+レンタカーの組み合わせが私のおすすめです。

高速バス+レンタカー

東京駅(八重洲南口バスターミナル)~鹿島セントラルホテル・鹿島神宮駅行
最新の時刻表はこちら(京成バスサイト)
運賃:鹿島神宮駅又は鹿島セントラルホテルまで 大人:1,950円 小児:980円
(交通系電子マネー Suica, Pasmo等利用可)
鹿島神宮へは「鹿島神宮駅」下車徒歩10分
三社巡りの場合、レンタカーを借りるとフットワーク軽く回ることが出来ます。
その場合、「鹿島セントラルホテル」で下車し、徒歩2分のニッポンレンタカー鹿島セントラルホテル営業所でレンタルすると、帰りも鹿島セントラルホテルバス停からスムースに帰宅可能です。

東国三社巡りの神社

常陸国一宮 鹿島神宮

詳細と訪問記はこちら

息栖神社

詳細と訪問記はこちら

下総国一宮 香取神宮

詳細と訪問記はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました