

基本情報
鎮座(所在地)
茨城県水戸市元山町1-1-57
社格等
旧社格:村社
御祭神
別雷命(わけいかずちのみこと)
御神徳
電難消除、電気工事発電業安全、農作物豊作、身体堅固
境内社
聖徳養蠶神社(しょうとくこがいじんじゃ)
電気神社(でんきじんじゃ)
淡島神社(あわしまじんじゃ)
縁起
第45代聖武天皇神亀元年(724年)、常陸国主 藤原宇合(ふじわらのうまかい)が勅命によって蝦夷征伐におもむく際、東北地方鎮護の神として京都の「賀茂別雷神社」の御分祀を当地に祀ったことが当社の創始です。
※別雷皇大神宮Facebookページより
交通情報
公共交通機関
JR水戸駅から大工町バス停より徒歩3分
車
常磐自動車道 9-1水戸北スマートICより約6km(13分)
駐車場は境内に数台程度可能。大鳥居向かって右脇の細い路地から境内に入ることが出来る。
参拝記
水戸の繁華街「大工町」からほど近い場所に鎮座。


今から約1300年ほど前に京都の「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」から東北地方鎮護の目的で分祀されたとの由緒が残っている。
「金村別雷神社(茨城県つくば市)」「雷電神社(群馬県邑楽郡板倉町)」と共に関東三雷神の一つと言われ、ている。
ドリフのコントではないが、「雷様」を大切な神様として祀っている神社の代表格と言える。
この「別雷」の「別」という表現であるが、「若々しくて猛々しい」という意味が込められているとのこと。
恐らく格別とか別格のような意味もあるのであろう。
東北地方以北がまだ大和朝廷に完全に服していない時期に、神頼みの一つとして京都の山城国一宮の一つ、名神大社・官幣大社の「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」の神様を分祀し、なんとか統治を成功させようと考えたのではないかと思う。

電気の神様などはその連想から来たものではないか。
本社ではカエルが祀られていて、「一鳴雷福」としてカエルの置物の背中を木の棒でなでることで福が来るとのこと。



御朱印は社務所にて。
境内社の御朱印もいただける。
800円お納めすると見開き2頁の特別御朱印が頂戴でき、本社の「一鳴雷福」と雷様のキャラクターの御朱印がついてくる。
境内にはもう一つマスコットが。
可愛いワンちゃんが社務所前につながれている。
恐ろしく長いリードなので、自由自在に社務所の中から境内を歩き回る。
非常に人なつっこく、社務所で初穂料をお支払いしていたら社務所のカウンターに昇らんばかりの勢い。社務所の神職の女性が「いつも何やら食べ物をもらえると勘違いするんですよ」とのこと。
超かわいい。


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